群馬県信用保証協とTKC、中小支援で覚書
群馬県信用保証協会は27日、TKC関東信越会と中小企業や小規模事業者の支援に関する覚書を締結した。中小企業の財務情報をクラウド上で入手できるTKCのサービスを活用し、経営支援の効率を高める。
創業支援や事業承継、中期経営計画の策定支援などでも協力し、地域経済の活性化につなげる考えだ。
TKCが提供する金融機関向けサービス「TKCモニタリング情報サービス」を活用する。TKC関東信越会会員の税理士や公認会計士が、毎月の巡回監査などによって作成した決算書や月次試算表などの財務データを入手できる。県信用保証協会はデータを活用して企業の成長可能性などを評価し、融資の判断や経営に関する助言に生かす。