しずおか信金、焼津信金の合併を認可 東海財務局
東海財務局は8日、しずおか信用金庫(静岡市)と焼津信用金庫(静岡県焼津市)の合併を認可した。同日、静岡財務事務所の山崎正晴所長が認可書を両信金の理事長に交付した。16日に「しずおか焼津信用金庫」として新たなスタートを切る。
しずおか信金の田形和幸理事長は交付後、記者団に「地元密着で業務にまい進していく。事業承継など伴走型の支援を強化する」と強調。焼津信金の牧田和夫理事長は「顧客にきちんと向き合って課題を解決できる人材の育成が重要になる」との考えを示した。
両信金の預金残高は6月末時点で計1兆5591億円と、浜松いわた信金(浜松市)に次いで県内2位の規模だ。しずおか焼津信金は当初70店舗(出張所含む、インターネット支店除く)、職員・パート約1200人の体制でスタートする。店舗網の再編については合併後すぐにプロジェクトチームを立ち上げて本格検討に入る予定だ。
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