横浜銀と千葉銀が包括提携 効果・スピード課題
横浜銀行と千葉銀行が営業面で業務提携するのは、単独では顧客が求めるサービスの提供に限界があるからだ。事業承継やM&A(合併・買収)の仲介など企業が銀行に求めるニーズは多様化し、融資で資金需要を満たすだけでは取引先をつなぎ留められない。強みや情報を持ち寄り、金融サービスの高度化につなげる狙い。金融は新興勢力の台頭が著しいだけに、提携の質やスピードが問われる。(1面参照)
今回の提携は経営統合を前提
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