親子継承をする方法と事業継承で必要な心構え

親子継承をする方法と事業継承で必要な心構え

事業継承を考えている団塊世代の経営者も多いのではないでしょうか?
しかし「親子継承の手順が分からない」という人が多く、ほとんどの経営者が一生に一度しか経験できません。そこで今回は、親子継承の方法や心構えを解説していきたいと思います。

1 親子継承をする具体的な方法とステップ
それでは、経営者と後継者が取るべき行動を説明します。

①経営状況・課題を明確化する
経営者の中にも、自社の経営状況や課題の細かい部分まで把握していないという人もいるかと思います。財政状況だけでなく、人材、在庫、方向性など、会社の隅々まで「見える化」が必要です。自分自身が会社の状況を理解しておかなければ、教えられるものも教えられません。時間をかけて準備をしておけば、直前になって慌てずに済みます。

②事業継承計画書を共同で作成
事業継承が決定したら、親子で事業継承計画を作成してください。具体的な内容としては、財産分配や後継者教育、目標、課題、対策を共有していきましょう。共同で作成することにより、お互いの考えや方針をすり合わせることができます。後継者にとっては分からないことが多いです。できるだけ早めに作成を始めておくことをおすすめします。

③事業継承の実行
事業継承計画書に基づいて、親子継承を実行していきましょう。いずれは子供が経営者になります。子供の意思も尊重しつつ継承をしてください。できれば長い時間をかけてじっくりと進めるとトラブルも起こりにくいです。

2 事業継承に必要な心構え

①事業継承は時間がかかる
事業継承を実行する際は「時間がかかる」ということを肝に命じておいてください。まず、親子関係である以上、意見の相違からトラブルになることも少なくありません。継ぎたくない、後継者に自覚がない、スキルが足りないなどが原因で、衝突することもあります。親子継承は「時間」との戦いです。
もし事業継承をするのであれば、10年前後の時間をかけて準備をしてください。

②コミュニケーションの時間を取る
子供だから親の考えは分かっているだろうと考える経営者も多いです。しかし子供だからこそ、十分な時間を確保して話し合いをする必要があります。経営者の中には、理解をしていると勘違いをして、継承を失敗する人も多いです。
継承に関わらず親子の会話を増やして、将来について話す時間を作りましょう。

事業承継に関するお問い合わせはこちら