中経連と三重県、事業連携で意見交換
中部経済連合会と三重県は5日、津市内で2019年度の懇談会を開き、防災・減災対策や中小企業の事業承継、IT(情報技術)の人材育成など幅広い分野の連携に向けて意見交換した。
冒頭のあいさつで中経連の豊田鐵郎会長は、中部国際空港(愛知県常滑市)の2本目の滑走路実現に言及。「27年のリニア開業に間に合わせるには、ここ1~2年が勝負」と述べ、三重や愛知、岐阜県との連携の必要性を改めて強調した。
三重県の鈴木英敬知事は産業連携の柱の1つとして、中経連と名古屋市が今夏に共同で開設したイノベーション拠点を活用する意向を示した。
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