親族に事業継承を考えている人がどんな悩みを持っているか解説をする

親族に事業継承を考えている人がどんな悩みを持っているか解説をする

親族継承は簡単そうに思うかもしれませんが、実際は多くの問題やトラブルが待ち構えています。後継者の選定もスムーズで意欲的な人であれば問題ないでしょう。しかし親子間で課題を抱えた中小企業が多いのが現状です。今回は、親族継承を控えた経営者がが抱える悩みと対策を解説していきます。

1 継承者の選定(兄弟問題)
継承者が選定されている場合はスムーズな親子継承ができます。
しかし兄弟が会社にいたり、兄弟の力関係が同じだったりすると、衝突が起こってしまうケースも考えられます。
特に小さな会社の場合、兄弟ごとに派閥ができてしまい、継承後の関係が悪化してしまうことも。そうなる前に、兄弟としっかり話し合いをして後継者を決めなければなりません。社長は、「後継者を選んだ理由」「根拠」をしっかりと従業員に共有をして、兄弟関係が悪化しないように努めてください。

2 いつから継承を始めればいいのか分からない
まず前提条件として、親族継承には膨大な時間がかかることを理解してください。経営者側からしたら簡単な業務かもしれませんが、経験したことのない親族にとっては大変な業務です。会社経営をするスキルは、数ヶ月の引き継ぎで身につくものではありません。よって十分な時間を確保し、事業継承を行ってください。目安は10年前後で、引退をする時期を計算して継承を始める必要があります。時期が早いと思っている人もいると思いますが、経営スキルは短期間では習得できないので、じっくりと時間をかけて継承を進めていきいましょう。

3 親が事業継承の自覚がない
経営者の方には「継承は後で大丈夫」「まだ元気だから」といって継承をする意欲が少ない人もいます。しかし、先ほども話したように親族継承には時間が必要です。経営者が積極的に継承を行わなければ、親族がしびれを切らしてしまう可能性もあります。特に兄弟がいる場合は早めの決断をして、トラブルが起きないようにしましょう。

まとめ
事業継承で起こる悩みのほとんどが、親子間の話し合いで解決ができます。特に兄弟がいる会社では、家族間のコミュニケーションを大切にし、誰が事業を継ぐのか早めに決めるようにしてください。

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