親子継承で起こる問題とその対策を解説

親子継承で起こる問題とその対策を解説

子供に事業継承をするためには、様々なハードルを乗り越えていく必要があります。
親子継承でどんな問題が起こるのか、経営者としては把握しておきたいところ。
そこで今回は、親子継承で起こりうる問題と対処法について解説をしていきます。

1 後継者と社員の対立
古参社員が後継者に対して不信感を抱いて、対立をしてしまうトラブルが多いです。経営者と共に会社を支えてきた社員は、年齢が若い後継者を良く思っていないことがあります。自分たちが大きくしてきた会社を、社長の子供に継がせてはいけないと感じているのです。仮に親子継承が済んだとしても、古参社員との関係がうまくいかず経営が悪化するケースもあります。対策としてはあらかじめ古参社員と話し合いをして、意見を聞いておくことです。また後継者とのコミュニケーションの時間を割いて、円滑な親子継承を行ってください。

2 後継者への育成が追いついていない
親子継承では、後継者のスキルや知識が不十分なまま、継承をするケースが少なくありません。育成が不十分だと経営状況が悪化したり、後継者が継承を辞退したりすることも考えられます。よって若いうちから経営者としての教育をしておくことが大切です。スムーズな継承を行うためにも、早めの行動を心がけてください。

3 親族外継承(M&A)を考えている
現在では親子継承ではなく親族外継承(M&A)を行う経営者も少なくありません。子供のスキルが低く事業継承が難しいと判断した経営者が、優秀な社員や役員に継承をしているのです。こういったケースは珍しくなく、一般的な継承として認識されるようになりました。ただし子供と社員が対立をしないように、話し合いの場を設けて継承を行うようにしてください。

4 まとめ
親子継承は中小企業の経営者にとって最後の仕事であり、最も重要なテーマです。もし問題やトラブルが起こった場合、弁護士や事業継承に詳しい専門家に相談をすることをおすすめします。

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