七十七銀ファンド、5G基地局設置会社に投資
七十七銀行傘下でファンド運営の七十七キャピタル(仙台市)は12日、建築設計などのアイムワン(仙台市)に2000万円を投資したと発表した。同社は携帯電話基地局の設置工事や設計コンサルティングなどを手がけている。次世代通信規格「5G」のサービス開始で通信管理技術者へのニーズが高まるとみられ、資金調達によって成長分野を強化する。
あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や5Gに対応するため、無線通信インフラの整備が必要になっている。同社は通信管理の専門資格を持つ人材を育成し、携帯電話や無線通信の基地局の設置工事に派遣する事業を展開する考えだ。
七十七銀と七十七キャピタルなどが出資した「77ニュービジネスファンド」は企業に成長資金を提供し、事業承継や資本増強などを後押ししている。