しずおか焼津信金、7店舗を統合・再編 相談業務を充実
しずおか焼津信用金庫(静岡市)は2020年1月から4月にかけて、静岡市と静岡県焼津市の7店舗について順次、統合・再編を進める。店舗運営を効率化して、より多くの人員を補助金の申請や事業承継の本業支援や相談業務に充てる狙いだ。
1支店を預金関連業務に特化したサテライト店に、2支店を出張所にそれぞれ格下げする。また3支店と1出張所を本店営業部や近隣の支店に統合する。出張所化する店舗や他店と統合する店舗に口座を持つ場合は、店舗番号が変わる。
しずおか焼津信金は営業エリアが重複する旧しずおか信金と旧焼津信金が合併して7月に発足した。同信金は店舗統廃合について「中期経営計画に従ってサポート部署に人員を手厚く配置するための一環だ」と説明している。
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