百五銀、30億円の事業承継ファンドを設立
百五銀行と投資専門子会社の百五みらい投資は29日、総額30億円の事業承継ファンドを同日付で立ち上げたと発表した。ファンドの資金は両社が共同で拠出した。後継者不在などの課題を抱える企業に出資し、事業承継を支援する。
ファンドは中部3県(三重、愛知、岐阜)の企業を中心に出資を検討する。5年をめどに株式を保有し、出資する企業の事業承継を後押しする。最大で100%出資も検討する。ファンド運営に伴い助言会社のソロンパートナーズと投資助言などでの契約も結んだ。
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