島根銀行、SBI系ファンドに出資
島根銀行は30日、SBIホールディングスの子会社が設立したSBI地域事業承継ファンドに1億円を出資したと発表した。
同ファンドは黒字経営にもかかわらず、後継者不在などで廃業せざるをえない中小企業などを支援することを目的に、2019年10月に設立された。これまでに常陽銀行、東邦銀行などの地域金融機関10行を含む29社が出資し、100億円を超す資金を集めて30日に募集を終了した。
島根銀行は昨秋にSBIホールディングスと資本業務提携していて、今回の出資は連携強化の一環。
地方銀行や信用組合、信用金庫の最新ニュースをまとめました。人口減少が進む地方で経営統合による経営力強化や新規事業、地方企業育成などを進める各金融機関の最新ニュースや解説をお届けします。