京都銀、コロナ専属チーム 事業再生など一元的に提案
京都銀行は1日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている顧客を支援する専門組織を設けたと発表した。営業店と連携し、融資に加え、事業再生や事業承継などを一元的に提案する。6月24日に設置し、営業本部の法人総合コンサルティング部を中心に、融資審査部や国際営業部の15人で編成した。
これまでは営業店で顧客の課題があっても融資以外の提案について、一元的に提案する仕組みがなかった。部横断型の組織とすることで、迅速な対応が可能になるという。対応事例もデータベース化し、今後の施策に生かす。
今年3月に発表した新たな中期経営計画でコンサルティング機能の拡充を掲げており、コロナをきっかけに浸透を目指す。