新型コロナ、廃業ラッシュ加速か 苦肉の銀行受け皿化
新型コロナウイルスの流行は後継者難に悩んでいる中小企業の経営者が廃業を決断する引き金となりそうだ。中小企業基盤整備機構に寄せられる相談件数は年々増え、19年度は1万1500件と過去最高の18年度と並んだ。2025年に127万に上ると予測されてきた廃業予備軍を減らすのは難しく、銀行が身を乗り出さざるを得なくなってきた。
70歳以上で後継者が未定の中小企業の経営者は25年に127万人に上ると予測され...
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