シャープ「巣ごもり」に光明
4~6月、37%減益も黒字確保 ユニーク家電で未来像探る
シャープの業績に回復の兆しが見えつつある。5日発表した2020年4~6月期の連結決算は、最終損益が前年同期比37%減の79億円となり、赤字だった1~3月期から持ち直した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた巣ごもり需要を追い風に、ユニークな家電群が収益を下支えした。その姿は戴正呉会長が描くシャープの未来像に重なるかもしれない。
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