「M&Aを支援する」のでは無く、多くの企業様に「M&Aを届けたい」という想いでM&A仲介会社の選定のサービスを行う株式会社M&A Do 代表取締役 濱田啓揮氏。事業スタート背景から具体的な事業内をお伺いしました。
私は、新卒で日本M&Aセンターに入所いたしました。そこで、譲渡企業に提案やサポートのお手伝いをさせていただいておりました。しかし、手数料や着手金の高さからM&Aしたくても出来ない企業があることを実感いたしました。また、私の父自身が精密板金加工の事業をやっているのですが、板金の知識も経験も乏しく継ぐという選択肢が私の中になく、今後の選択肢の一つとして第三者承継を考えている経緯もあり。
M&Aを提案していく中で企業やオーナー様に合ったM&Aの進め方や仲介会社の選び方が合った方が良いと思い、自身で立ち上げてその様な本当に必要としている方に適した事業承継のかたちをM&Aの第三者承継に限らず親族承継・従業員承継を含めてご提案していこうと独立にいたりました。
大手M&A仲介会社では手数料がネックにて、依頼を断れてしまうケースが多くあります。また、大手M&A仲介会社でのM&A成約率は依頼から1年間で50%未満となっていて、早期の譲渡を促進するために買い手候補企業様に1社でも多くのM&A譲渡案件を届けることを目標とし、全ての企業に企業譲渡の可能性も持ってもらう為、我々は手数料が低い仲介会社・成約までが早い仲介会社・業界に特化した仲介会社を紹介を行っております。
現時点で進めている案件でもあるのですが、『後継ぎの窓口』というサイトを開設しておりまして、跡継ぎ問題に関するお悩みを抱えていらっしゃるオーナー様に事業承継や相続を含めたご提案をさせていただきまして、実際にどの様な事業承継や相続の進め方が良いかをご相談させていただき、企業や社長様に一番適した事業承継支援企業となるM&A仲介会社や相続診断士の方々や会計士の方々にお繋ぎさせていただいております。基本的に全国の中堅・中小企業を中心にご支援させていただいております。年間売上1億円以下の企業もご対応させていただいております。
後継ぎの窓口:https://atotsuginomadoguchi.com/
弊社で簡易的な株価の算定だったり、実際に企業を売却した際の手取り額を各M&A仲介会社別に算出して比較したものを含めてご提案することが可能です。なので、実際にM&Aを進めていく中での「M&Aのセカンドオピニオン」の様なかたちでご利用していただける様になっております。仲介会社との差別化というよりは、オーナー様にしっかり納得感を持って進めていただける様に努めております。
実際に手数料の算出方法がM&A仲介会社毎に異なっているのですが、貸借対照表の総資産を反映させる算出方法と会社の株価から反映する算出方法と大きく分けてこの2通りございます。総資産から算出する計算方法ですと借入金が多い場合、手数料面を含めた金額が上がってしまいます。この方法だと手数料5000万円ほどかかってしまうところ、他の仲介会社をご紹介することによって手数料が約1000万円に抑えることが出来るということをご提案することが出来、「M&A諦めかけていたけど、これならM&Aを進めていける」と言うお言葉を頂戴出来たのはとても嬉しいことでもありましたし、実際オーナー様にもメリットのあるご支援が出来たと実感した事例でもありました。M&Aをご検討されているオーナー様で手数料が高くて悩まれている方がいらっしゃれば、ご相談いただければご納得いただける条件で着手金の有無を含めてご提案させていただけます。
後継者がいらっしゃる場合、後継者に社長の席は譲っていても株式を譲り渡していらっしゃらず経営が分離してしまっていてその後、株の相続も進め難く第三者承継となった際も意見の相違等があって進め難い等もあり、なかなか手詰まりになってしまうケース等もありました。社長業を譲り渡すことは簡単ですが、経営を引き継ぐ際には「株式」であったり「持ち分」といったところもしっかり引き継いでいかなければいけないと実感しております。今まで第三者承継に特化してやってきたましたが、今後はこの様な課題を抱えている方をきちんとご支援出来る様に親族承継・相続・従業員承継等も含めてた全般的な事業承継支援が出来る体制を会社全体で力を入れて築いていきたいと思っております。
経営者の方には、経営者様にとって、M&Aは一生に一度あるかないかのことかと思います。当社が窓口となり、買収希望企業様、売却希望企業様に最適なM&Aが提供できればと思っております。最適なM&A・事業承継を行ってももらう為にもセカンドオピニオンの意味合として是非、弊社をご活用いただければM&A仲介会社の手数料であったり、相続にかかる手数料といったところ低く抑えていただき、大事なご自身の会社のM&Aを、より良い方法で最適な金額で進めていただければと思います。
後継者の方には、ご親族が社長で継ぐことをあまり考えていらっしゃらない方も多いかと思われます。私自身も同じ境遇なこともあって相談相手としては、お気持ちを理解して寄り添ったご相談に乗れるかと思いますので、是非悩まずにまずはご相談いただければと思います。